悩んでいる人「海外在住者がFXを始めるメリットが知りたい」
「どのFX業者を使えばいいの?」
「FXを始めるときの注意点も知りたいな」
海外赴任や現地採用などで増え続けている海外在住日本人
資産形成としてFXに興味をもつ方も多く、始めてみたいと思うものの、使うべき業者や税金などの法律がわからず挫折してしまうケースは多いはず。
この記事では、海外在住者向けのFX事情を未経験の方にも理解できるように徹底解説していきます。
FXを始めるメリットや業者選びのポイントまで解説するので参考にしてみてください。
- 海外在住者がFXを始めるメリット
- 海外在住者がFXを始めるときの注意点や税金の納め先
- 海外在住者がFX業者を選ぶ際のポイント
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海外在住者がFXを始めるメリット


海外在住者がFXを始めるメリットは以下のとおりです。
海外だからといってFXを諦めてしまうのは勿体ないので、ぜひ参考にしてみてください。
FXにかかる税金がお得
海外ではFXにかかる税金がお得な場合があります。国別のFXにかかる最大税率は以下のとおりです。
| 国 | 最大税率 |
|---|---|
| 日本 | 15~55% |
| シンガポール | 0% |
| マレーシア | 0% |
| ドバイ | 0% |
| 香港 | 0% |
| タイ | 5~35% |
| フィリピン | 0~35% |
| オーストラリア | 0~45% |
見てわかるとおり、海外ではFXにかかる税率が日本に比べて大幅に低く設定されています。税制上の違いにより、国によっては税負担が軽減される場合がある点は大きなメリットです。
海外ではFXにかかる税金がお得な場合があるため、海外在住者で資産形成をしたい方はFX取引を始めてみるのがおすすめです。
現地通貨を稼げる
現地通貨を稼げるのも海外在住者がFXを始めるメリットの一つです。現地に拠点があるFX業者を利用すると、現地通貨でそのまま入出金・取引ができるため、稼いだ金額をそのまま引き出して生活費などに使えます。
現地通貨であればドルや円と違い換金する必要がなく換金手数料がかからないため、効率的に利用できます。FXで現地通貨を稼ぐのは海外在住者にとって大きなメリットです。
ハイレバレッジでトレードできる
海外在住者が現地のFX業者を利用することで、ハイレバレッジをかけてトレードできるメリットがあります。
日本のFX業者の場合、日本の金融庁から金融商品取引業の登録を受けていなければなりません。
一方、海外のFX業者は金融庁から金融商品取引業の登録を受けておらず規制対象外です。
また、金融ライセンスによってはレバレッジに関する規制がなく、2,000倍など高いレバレッジをかけてのトレードが可能です。
ハイレバレッジをかけてトレードするメリットとして、少ない証拠金でより大きなトレードが可能になる点が挙げられます。
自己資金以上の金額でトレードできるため、為替レートがわずかに変動場合でも大きなリターンを狙える可能性が高まります。
取引できる通貨数が多い
海外FX業者を利用するメリットとして、取引できる通貨の種類が多い点が挙げられます。
米ドルや英国ポンド、日本円などのメジャー通貨は、大半のFX業者で取り扱っています。
海外FX業者では、トルコリラや南アフリカランドといったエキゾチック通貨の取り扱い種類数が多いため、より豊富な選択肢の中からトレードしたい銘柄を選べます。
また、値動きが大きいため短期間で大きな利益を得られる可能性があります。
海外FX業者の場合、法定通貨以外にも暗号資産も取り扱っているケースが多く、1つの業者で法定通貨と暗号資産両方をトレードできるメリットもあります。
海外在住者がFXを始めるときの注意点


海外在住者がFXを始めるときの注意点について解説します。
トラブルを避けるためにもしっかりと把握しておきましょう。
日本のFX業者は口座開設できない
海外在住者は日本のFX業者は口座開設できないため注意しましょう。
日本のFX業者は、日本国内在住者のみが利用できる仕組みになっており、海外在住者の利用は禁止されています。すでに日本で口座を開設している方が海外へ移住する場合、移住前に口座を解約しておかなければなりません。
解約せずに移住してしまうと、最悪の場合、口座が凍結され、利益の出金ができなくなる可能性があります。海外在住者の方は、日本のFX業者で口座開設できないという点を十分に理解しておきましょう。
現地の税制や法律に従う必要がある
海外在住者がFXを始める際には、現地の税制や法律に従う必要がある点も押さえておきましょう。海外へ移住して日本の非居住者となった場合、取引や納税は居住国(在住国)の税制や法律に従う必要があります。
税率だけでなく、取引可能な通貨ペアやレバレッジの上限が国によって異なる場合もあるため、事前に確認しておくことが重要です。
海外でFXを始める際は、現地のルールを十分に調べ、適切に対応しましょう。
- 居住者:日本に住所があり、生活の拠点が日本にある人
- 非居住者:それ以外の人
詳しくは、後述の「日本の居住者と非居住者の違い」で解説しています。
詐欺業者の被害にあわないように気をつける
海外在住でFXを始める際は、信頼性の低い業者も存在するため、十分な調査が必要です。
残念ながら海外のFX業者の中には、出金拒否やシステム障害を装った音信不通など、詐欺的な手口を使う業者が存在するのが現実です。
被害を防ぐためには、信頼できる業者かどうかを自分の目でしっかり確認し、慎重に選ぶことが重要です。例えば以下のポイントをチェックすると、リスクを軽減できます。
- ユーザーからの評判が良い
- 運営歴が長い
- 適切な金融ライセンスを取得している
海外在住でFX取引を行う際は、詐欺業者の被害に合わないように「自己責任・自己防衛」の意識を常に持ち、信頼できる業者を選びましょう。
海外在住者がFX業者を選ぶ際のポイント


海外在住者がFX業者を選ぶ際のポイントを紹介します。
スムーズに海外からFXを始めるためにも参考にしてみてください。
前提:在住国に拠点を持つFX業者を利用する
前提として、海外在住者がFXを始める際は、在住国に拠点を持つFX業者を利用するようにしましょう。国の法律や業者の利用規約によっては、在住国に拠点のないFX業者の利用が制限されている場合があります。
このルールに違反すると、口座の凍結や強制解約のリスクがあり、最悪の場合、口座内の資産を引き出せなくなる可能性もあります。
例えば、マレーシア在住ならマレーシアに拠点のある業者、タイ在住ならタイに拠点のある業者を選ぶようにしましょう。
金融ライセンスを取得している業者であるか
FX業者を選ぶ際、金融ライセンスを取得している業者であるかをよく確認しましょう。金融ライセンスは、一定の基準を満たさない限りは取得できないものです。
金融ライセンスは、各国の金融当局機関が発行しており、各ライセンスの特徴をまとめると以下のようになります。
| 金融ライセンス | 対象国 | 特徴 |
|---|---|---|
| FCA | イギリス | 世界最難関の審査基準を誇り取得しているだけで高い信用性を得られる |
| CySEC | キプロス | 2013年のギリシャショックを受けて基準が厳格化された 投資家補填基金やICFへの加入が義務付けられている |
| FINMA | スイス | 界で最も信頼性が高いといわれている 登録する業者は、高水準の資本と厳密な資産管理体制が要求される |
| ASIC | オーストラリア | レバレッジ制限やボーナスの提供禁止など、金融庁のライセンスに近い基準が設けられている |
| NFA | アメリカ | 最低資産要件として、取負債を差し引いた純資産が25万ドル以上であることが要求され、資産の分別管理も求められている |
| FSA | セーシェル共和国 | 取得が比較的容易であるが、分別管理が求められている |
| IFSC | ベリーズ | ベリーズに拠点が無くても取得できる IFSCに対して、トレード収支と資本金の推移を報告する義務がある |
| VFSC | バヌアツ共和国 | 2019年から規制が強化され、信頼性が高いライセンスとなった |
ライセンスを取得していない業者は、安全性も信用性も低いです。そこで、事前に業者が金融ライセンスを取得しているのか、どのような金融ライセンスを取得しているのかをチェックしましょう。
ユーザーからの評価や安全性が高いか
FX業者を選ぶ際は、ユーザーからの評価や安全性が高いかは重要なポイントの一つです。
SNSなどで実際に利用しているユーザーの口コミを調べるのもおすすめで、出金拒否やサーバー障害といった悪い評判が目立つ業者は、トラブルを避けるためにも利用を控えたほうがよいでしょう。
また、以下のポイントも判断基準として有用です。
- 運営歴の長さ(実績があるほど信頼性が高い)
- 保有する金融ライセンス(適切な規制のもと運営されているか)
- 資産保全の仕組み(顧客資産の管理が適切に行われているか)
FX業者を選ぶ際は、口コミ・運営歴・ライセンス・資産保全など、多角的な視点で慎重に評価することが大切です。
入出金の方法が充実していて利便性が高いか
FX業者を選ぶ際は、入出金の方法が充実していて利便性が高いかも重要なポイントです。
海外FX業者の主な入出金方法には、以下のような選択肢があります。
- クレジットカード/デビットカード
- 銀行送金
- オンラインウォレット(例:bitwallet、STICPAY)
- 仮想通貨
入出金方法によって手数料や反映時間が異なるため、事前に確認を怠ると余計な出費や時間がかかる可能性があります。
自身にとって使い勝手の良い入出金方法に対応しているかをしっかり確認し、スムーズな取引ができる業者を選びましょう。
ゼロカットシステムを採用しているか
FX業者を選ぶ際は、ゼロカットシステムを採用しているかも確認しておきたいポイントです。
このシステムがあることで追証(追加証拠金)が発生せず、大きなレバレッジを活用して高リターンを狙いつつ、リスクを最小限に抑えた取引が可能になります。
海外FX業者では一般的に採用されていますが、稀にゼロカットを採用していない業者もあるため、必ず事前に確認するようにしましょう。
日本語サポートに対応しているか
FX業者を選ぶ際は、日本語サポートに対応しているかも大事なポイントです。海外FX業者では主な対応言語は英語であることが多く、英語でのやり取りが必要になる場合もあります。
また日本語サポートに対応している業者でも、日本人スタッフがおらず、スムーズな意思疎通が難しくなる可能性もあります。
万が一トラブルに遭遇した場合、日本語で問い合わせできるかどうかは大きな差です。日本語対応ではなく、「日本語サポート」に対応しているかをしっかり確認し、安心して取引できる環境を整えましょう。
ボーナスキャンペーンは豊富か
FX業者を選ぶ際は、ボーナスキャンペーンの豊富さも重要なポイントです。
海外FX業者では、口座開設ボーナス(13,000円など)や入金100%ボーナスなど、さまざまなボーナスキャンペーンが豊富に開催されています。
ボーナスはそのまま取引に使用できるため、同じ入金額でも取引に使える資金は日本のFX業者よりも海外FX業者のほうが多くなります。
ボーナスキャンペーンの内容や頻度も、FX業者を選ぶ際の重要な判断材料の一つです。
海外在住者におすすめのFX業者


海外在住者におすすめのFX業者は以下の2社です。
| 海外FX業者 | XM Global | Exness |
|---|---|---|
| 最大レバレッジ | 1,000倍 | 無制限 |
| スプレッド | 普通 | 狭い |
| ボーナス | あり | なし |
| 現地通貨対応 | 12通貨 | 44通貨 |
| 日本語対応 | なし | あり |
XMは口座開設ボーナスや入金ボーナスがある一方、取引条件や対応する現地通貨の数はExnessの方が上になります。
ボーナスを使って低リスクではじめたい人はXM、有利な取引条件でガンガン利益を出したい人はExnessがおすすめです。
また対応している現地通貨に違いがあるため、住んでいる国の通貨によって選ぶのもいいでしょう
SGD(シンガポールドル)、THB(タイバーツ)、AUD(豪ドル)、USD(米ドル)、JPY(日本円)、EUR(ユーロ)、GBP(ポンド)、CHF(スイスフラン)、RUB(ロシアルーブル)、PLN(ズウォティ)、HUF(フォリント)、ZAR(南アフリカランド)
SGD(シンガポールドル)、THB(タイバーツ)、AUD(豪ドル)、HKD(香港ドル)、PHP(フィリピン・ペソ)、USD(米ドル)、JPY(日本円)、EUR(ユーロ)、GBP(ポンド)、CAD(カナダドル)、NZD(ニュージーランドドル)、AED(ディルハム)、ARS(アルゼンチンペソ)、AZN(マナト)、BDT(タカ)、BHD(ディナール)、BND(ブルネイドル)、BRL(レアル)、CHF(スイスフラン)、CNY(人民元)、EGP(エジプトポンド)、GHS(セディ)、HUF(フォリント)、IDR(ルピア)、INR(インドルピー)、JOD(ヨルダンディナール)、KES(シリング)、KRW(ウォン)、KWD(クウェートディナール)、KZT(テンゲ)、MAD(モロッコディルハム)、MXN(メキシコペソ)、MYR(リンギット)、NGN(ナイラ)、OMR(オマーンリアル)、PKR(パキスタンルピー)、QAR(カタールリヤル)、SAR(サウジアラビアリヤル)、UAH(フリヴニャ)、UGX(ウガンダシリング)、UZS(スム)、VND(ベトナムドン)、XOF(CFAフラン)、ZAR(南アフリカランド)
前述したポイントを押さえて選んだおすすめの業者なので、悩んでいる方はぜひ使ってみてください。
XM Global
海外在住者が最初に使うFX業者としておすすめなのがXM Globalです。XM Globalの特徴は以下の通りです。
- レバレッジ最大1,000倍
- 世界190ヶ国・1,000万人以上が利用
- イギリスとキプロスの金融ライセンスを保有
- 口座開設するだけで13,000円分のボーナスが受け取れる
- 日本でも人気の海外FX業者XMTradingの海外ブランド
- 日本語未対応
XM Globalは、日本でも広く知られている海外FX業者XMTradingの海外ブランドです。
使い方や取引ルールはXMTradingと同じなので、海外FXに馴れていない方でも比較的使いやすい環境が整えられています。
ただし、XM Globalは日本以外の居住者向けのサービスなので、日本語対応していない点には注意が必要です。XM Globalの使い方やXMTradingとの違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。


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Exness
海外在住者が使うFX業者として、Exnessもおすすめです。Exnessの特徴は以下の通りです。
- レバレッジ無制限
- 業界最狭スプレッド
- ロスカット水準0%
- イギリスの金融ライセンスを保有
- 月間取引量世界がトップクラスのFX業者
- ボーナスキャンペーン無し
Exnessはレバレッジ無制限と業界最狭スプレッドで日本人からも人気を集めている海外FX業者の一つです。月間取引量が世界トップクラスの規模を誇るため、そのスペックの高さや安全性・信頼性が伺えます。
取引条件が良い代わりにボーナスキャンペーンがないため、海外FXに馴れている中級者以上の方におすすめのFX業者です。
Exnessの使い方については、以下の記事で詳しく解説しています。


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海外在住者がFXを始める方法


海外在住者がFXを始める方法を解説します。
XM Globalで口座開設する手順
海外在住者がXMTradingで口座開設する手順は以下のとおりです。
- トップページから口座開設手続き
- マイページにログイン
- 本人確認書類のアップロード
- 口座開設ボーナスの受け取り
- 取引ツールのMT4をダウンロード
日本語に対応していないため、すべて英語で進めなければならない点に注意しましょう。詳しい方法は以下の記事にて画像付きで解説しているので参考にしてみてください。


Exnessで口座開設する手順
海外在住者がExnessで口座開設する手順は以下のとおりです。
- トップページから口座開設手続き
- マイページにログイン
- 本人確認書類のアップロード
Exnessは日本語に対応しているため、画面の指示どおりに進めていけば悩むところはないでしょう。詳しい方法は以下の記事にて画像付きで解説しているので参考にしてみてください。


海外在住者がFXで稼いだときの税金


海外在住者がFXで稼いだときの税金について解説します。
日本の居住者と非居住者によって税金を納める先が変わるため、しっかりと理解しておきましょう。居住者と非居住者の違いについても解説しますので参考にしてみてください。
日本の居住者の場合
日本の居住者が海外FXで利益を得た場合、税金は日本の法律に基づいて日本で確定申告を行い、税金を支払う必要があります。
たとえFXの利益が海外で発生したとしても「日本の居住者」であれば、税金の納付先は日本です。累進課税として、所得金額に応じて以下の税率がかかります。
| 課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
|---|---|---|
| 1,000円~1,949,000円まで | 5% | 0円 |
| 1,950,000円~3,299,000円まで | 10% | 97,500円 |
| 3,300,000円~6,949,000円まで | 20% | 427,500円 |
| 6,950,000円~8,999,000円まで | 23% | 636,000円 |
| 9,000,000円~17,999,000円まで | 33% | 1,536,000円 |
| 18,000,000円~39,999,000円まで | 40% | 2,796,000円 |
| 40,000,000円~ | 45% | 4,796,000円 |
また、日本のFX業者は分離課税となるため一律20.315%になります。
「日本の居住者」として判定された人が海外FXで稼いだ場合は、日本に納税する必要があるという点を押さえておきましょう。
参考:所得税の税率|国税庁
日本の非居住者の場合
海外に長期滞在している日本の非居住者がFXで稼いだ場合、税金は住んでいる国の法律に則り現地で税金を支払う必要があります。
税率は国によって異なり、シンガポールやマレーシア、ドバイなどはいくら稼いでも0%、タイやフィリピンだと最大35%の税金がかかります。
納税方法や申告方法は国によって様々なので、現地の税務局に確認するようにしましょう。
補足:日本の「居住者」と「非居住者」の違い
日本の「居住者」と「非居住者」の違いについて解説します。
「居住者」と「非居住者」について、国税庁公式サイトで以下のように定義されています。
我が国の所得税法では、「居住者」とは、国内に「住所」を有し、または、現在まで引き続き1年以上「居所」を有する個人をいい、「居住者」以外の個人を「非居住者」と規定しています。
「住所」は、「個人の生活の本拠」をいい、「生活の本拠」かどうかは「客観的事実によって判定する」ことになります。
したがって、「住所」は、その人の生活の中心がどこかで判定されます。
国税庁「居住者と非居住者の区分」より
簡単にまとめると、客観的に見て1年の内の半分以上を過ごす生活の拠点が国内であれば居住者、海外であれば非居住者という扱いになります。
ただしケースごとに判断が分かれるため、最寄りの税務署や税理士に現状を相談し、確認しておくのがおすすめです。
在住国別のFXの始め方


在住国別のFXの始め方について解説します。
現在住んでいる国や、これから住みたい国がある方はぜひ参考にしてみてください。
タイでFXを始める方法
タイでFXを始める方法を紹介します。タイでFXにかかる税率は5~35%、現地通貨のバーツもしくは日本円を使ってFXを始められます。
過去に駐在員としてタイに3年間住んでいた経験をもとに、タイでFXを始める方法を解説しましたので参考にしてみてください。


オーストラリアでFXを始める方法
オーストラリアでFXを始める方法を紹介します。
留学先や移住先として、アメリカ・中国についで多くの日本人が生活しているオーストラリアの特徴です。オーストラリアでFXにかかる税率は0~45%、日本円はもちろん、豪ドルを元手にしてFXを始められます。
オーストラリア在住でFXを始める方法を以下の記事にまとめましたので、参考にしてみてください。


ニュージーランドでFXを始める方法
ニュージーランドは、FXトレードを行う上でオーストラリアとともにオセアニア地域において注目を集めている国です。
ニュージーランドの法定通貨であるニュージーランドドルは、投資家リスク意識の変化が反映されやすい特徴があります。
ニュージーランドでは、FXによる収益は一般的に所得税の課税対象として扱われます。具体的には、下表のように最大39%の所得税がかかります。
| 所得合計(米ドル) | 所得税率 |
|---|---|
| ~14,000ドル | 10.50% |
| 14,001ドル~15,600ドル | 12.82% |
| 15,601ドル~48,000ドル | 17.50% |
| 48,001ドル~53,500ドル | 21.64% |
| 53,501ドル~70,000ドル | 30% |
| 70,001ドル~78,100ドル | 30.99% |
| 78,101ドル~180,000ドル | 33% |
| 180,001ドル~ | 39% |
しかし、FXはキャピタルゲイン税の対象外となっているためFXによる収益に対しては非課税となるのが特徴です。
他にも、3月31日から翌年の4月1日までの期間で考える点が日本との違いです。ニュージーランドでは、XM GlobalやExnessなどで口座を開設してトレードできます。
シンガポールでFXを始める方法
シンガポールでFXを始める方法を紹介します。
シンガポールはFX等の投資で発生した利益に対する課税が0%と、トレーダーにとって税制的に有利な国です。
税金対策のために多くの投資家がシンガポールに移住しており、FXで生計をたてているトレーダーも少なくありません。もちろんシンガポールドルも稼げるので、まずは以下の記事を参考にして口座開設してみましょう。


ドバイでFXを始める方法
ドバイでFXを始める方法を紹介します。
ドバイは中東・アラブ首長国連邦の都市で、シンガポールと同様にFXの利益にかかる税金が0%の国です。多くの投資家が居住している都市であり、日本人のFXトレーダーもたくさん移住しています。
ドバイでFXを始める方法を解説したので、参考にしてみてください。


香港でFXを始める方法
香港でFXを始める方法を紹介します。
香港もシンガポールやドバイと同様に、香港もFXにかかる税金は0%です。香港在住者なら、現地で誰でもFXを始めることが可能です。
香港でFXを始める方法は以下の記事で詳しく解説しています。


マレーシアでFXを始める方法
マレーシアでFXを始める方法を紹介します。
マレーシアは近年日本人の移住者も増えているおすすめの移住先の一つです。ドバイや香港と同様、FXにかかる税率は0%です。
マレーシア在住者がFXを始める方法をまとめましたので、参考にしてみてください。


フィリピンでFXを始める方法
フィリピンでFXを始める方法を紹介します。
フィリピンは物価の安さや税金の安さから、日本人の移住先や留学先として人気を集めている国の一つです。FXにかかる税率は0~35%、親日の方も多く暮らしやすいのが特徴です。
7,000以上の島で構成される国で、首都のマニラを中心に大きく発展しています。フィリピン在住者が今すぐにFXを始める方法と手順について解説したので参考にしてみてください。


イギリスでFXを始める方法
イギリスは、EUから脱退するなど独自の政策を打ち出している国です。
また、EU脱退以前から金融政策や財政政策の自由度が失われることを理由に、法定通貨がユーロではなくポンドを適用し続けています。
イギリスのFX業者は、FCAによる規制管理下に置かれており非常に厳しい基準を満たしている特徴があり、信頼を置いて資金を預けてトレード可能です。
イギリスでは、地域によって以下のように税率が異なり、所得税が最大で48%かかります。
【イングランド・ウェールズ・北アイルランドの場合】
| 課税所得額 | 所得税率 |
|---|---|
| ~12,570ポンド | 0% |
| 12,571ポンド~50,270ポンド | 20% |
| 50,271ポンド~125,140ポンド | 40% |
| 125,141ポンド~ | 45% |
【スコットランドの場合】
| 課税所得額 | 所得税率 |
|---|---|
| ~12,570ポンド | 0% |
| 12,571ポンド~14,876ポンド | 19% |
| 14,877ポンド~26,561ポンド | 20% |
| 26,562ポンド~43,662ポンド | 21% |
| 43,663ポンド~75,000ポンド | 42% |
| 75,001ポンド~125,140ポンド | 45% |
| 125,141ポンド~ | 48% |
また、キャピタルゲイン税として20%かかるため、合計すると日本と比較しても高い税金が徴収されます。イギリスでは、XM GlobalやExnessなどの業者を利用してFXトレードが可能です。
フランスでFXを始める方法
フランスでは、イギリスとの時差が1時間しかない関係上、値動きが活発なロンドン市場をターゲットとしてトレードが行われています。
フランス国内では、ESMA(欧州証券市場監督局)によって厳しい規制が課されており、とくに以下の規制により海外FX業者としてのメリットを享受できません。
- 最大レバレッジが30倍に制限されている
- ボーナス等のインセンティブが禁止されている
- ゼロカットシステム採用が義務化されている
- ロスカット水準50%以上に設定されている
フランスでは、所得税の税率は以下のようになっており、最大45%と日本と同じです。
| 課税所得額 | 所得税率 |
|---|---|
| 11,294ユーロ以下 | 非課税 |
| 11,294ユーロ~28,797ユーロ | 11% |
| 28,797ユーロ~82,341ユーロ | 30% |
| 82,341ユーロ~177,106ユーロ | 41% |
| 177,106ユーロ以上 | 45% |
また、特別課税として以下に従い所得税に加算して納税する必要があります。
| 課税所得額 | 税率 |
|---|---|
| 250,000ユーロ~500,000ユーロ | 3% |
| 500,000ユーロ以上 | 4% |
一方、所得額が11,294ユーロ以下であれば非課税となるため、小額でトレードする場合には税金を気にしなくても良い点は魅力です。
フランスと日本とは、二国間租税条約が結ばれているため、外国税額控除を利用して二重課税を防止できます。イギリスでは、XM GlobalやExness、HFMなどの業者を利用してFXトレードできます。
海外在住者がFXで節税する方法


海外在住者であっても、日本国内でFXトレードを行う場合と同様に、節税対策を行えます。とくに、以下について意識すれば、自然と節税対策につながるのでおすすめです。
各節税方法について詳しく紹介するので、ぜひ実践してみましょう。
キャピタルゲイン非課税の国でトレードする
納税額を少しでも低くしたい場合、キャピタルゲイン非課税の国でトレードするのがおすすめです。
日本では、申告分離課税の場合で20.315%が課せられるため、大きな負担となっているのです。海外では、キャピタルゲイン課税がゼロの国も少なくなく、代表的な国として以下が挙げられます。
- アンティグア・バーブーダ
- アラブ首長国連邦(UAE)
- マレーシア
- シンガポール
- モナコ
- 香港
- ニュージーランド
所得税だけでなく、キャピタルゲイン課税も意識してFXトレードを行う国を決めると良いでしょう。
海外法人を設立してFX法人化する
海外法人を設立し、企業としてFXを運営する方法で節税が可能です。個人事業主ではなく法人として、法人口座を開設できるFXに登録すれば個人所得税ではなく法人税として納税できます。
そこで、海外法人を設立してFX法人化する方法によって節税が可能となるものの、実際に法人を立ち上げることは容易なことではありません。
また、FX業者で法人口座を作成する場合、個人トレーダーが口座を開設するよりも多くの書類を提出する対応が必要です。場合によっては、二重課税の対象となるケースもあることから、ハードルは高いといえます。
海外在住者のFXでよくある質問


【まとめ】海外在住者のFXは税制の違いやFX業者の利用規約に注意しよう


海外在住者のFX事情について徹底解説しました。本記事のまとめは以下のとおりです。
- 海外在住者のFXは税金面でのメリットが大きい
- 日本FX業者は利用できないので、海外在住対応のFX業者を利用しなければならない
- 海外在住者は現地の税制や法律に従ってFX取引をする必要がある
海外在住者のFXは税金面でのメリットが大きいため、資産形成をしたい方にとってFXはおすすめの方法です。
しかし税金面でのルールや業者の選び方が複雑なのも事実です。現地に拠点のある信頼性の高いFX業者を選び、取引開始前に現地の税制や法律を確認するように心がけましょう。
\ 今だけ口座開設ボーナス30ドル分/

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