
ここ数時間で原油価格は大きく上昇しました。イランが米国との直接協議を行う意向はないと示したことで、紛争が早期に解決するとの期待が後退したためです。ブレント原油は 104ドルを上回り、WTI原油は 92ドル付近まで上昇しました。
水曜日の米国株式市場では、主要株価指数が上昇して取引を終えました。日中に原油価格がやや調整したことでインフレ懸念が和らいだことが支援材料となりました。ただし、イランは直接交渉を否定しつつも、米国の提案内容を検討しているとされており、不透明感は依然として残っています。
本日の取引序盤では、米株価指数先物はおおむね横ばいで推移しました。投資家は、米国とイランの協議を巡ってさらなる安心材料が出るかを見極めています。
アジア市場は木曜日、方向感の定まらない展開となりました。日本株は小幅高となった一方、韓国株と香港株は下落し、オーストラリア市場はほぼ横ばいでした。
金価格は 4,600ドルを維持できず、その後 4,500ドル付近まで反落しました。短期的な反発局面は終了し、再び下押し圧力が強まっています。中東情勢を巡る不透明感や交渉を巡る強弱入り混じるシグナルを背景に、安全資産としての米ドル需要が高まり、これが金価格の重しとなっています。
地政学リスクは依然として高いものの、さらなる緊張激化への警戒とドル高が続いていることから、金の上値は引き続き抑えられています。テクニカル面からも、短期的には下方向のリスクが残っていることが示唆されています。
為替市場では、EUR/USDは 1.1560付近で推移しました。米ドルが落ち着きを見せる中、市場の焦点は引き続き米国とイランの外交交渉に向かっています。
一方で、エネルギー価格の上昇は欧州でのインフレ懸念を高めています。ECB当局者は、インフレ圧力が強まる場合には対応する用意があると示しており、これがユーロの下支え材料となっています。
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