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中東情勢の緊迫化で原油は上昇、米国株は過去最高値圏から反落

2026年5月5日 08:33

原油価格は火曜日、前日の急伸後にいったん反落しました。ブレント原油とWTIはともに下落し、米国とイランの緊張が高まる中でも、トレーダーは差し迫った供給混乱リスクを改めて見極めています。ホルムズ海峡付近での攻撃や、双方の軍事的威嚇の高まりを受けて、脆弱な停戦は崩壊寸前にあるように見えます。

米株価指数先物は火曜日早朝、小幅に上昇しました。S&P500先物、ナスダック100先物、ダウ先物はいずれも小幅高となり、前日の急落後にいったん持ち直す動きとなりました。月曜日の市場は、地政学的緊張の高まりを受けて下落しました。イランによるUAEへのドローン・ミサイル攻撃や、ホルムズ海峡で米軍がイランの船舶に対応したとの報道が伝わり、紛争再燃への懸念が強まりました。

今後は、相次ぐ企業決算に加え、米国の求人件数や非農業部門雇用者数(NFP)などの重要経済指標に注目が集まります。これらは次の相場の方向性を左右する可能性があります。

金は1か月ぶりの安値を付けた後、4,500ドル台を上回って小幅に回復していますが、この反発を支える力はまだ弱く、短命に終わる可能性があります。米国とイランの緊張継続が原油価格を押し上げ、インフレ懸念を高めていることで、とりわけFRBをはじめとする中央銀行がタカ派姿勢を維持、あるいは利上げを検討するとの見方が強まっています。

こうした環境は、米ドル高と米国債利回りの上昇を支えており、いずれも金相場の重しとなっています。地政学リスクがあるにもかかわらず、金は引き続き圧力を受けており、より強い買いモメンタムが現れない限り、短期的な見通しは依然として弱気です。

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